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管理業務主任者とは
管理業務主任者の仕事
この仕事の魅力?
その先のキャリアパス!
試験の概要
試験の合格率・難易度
教材など試験の準備
効率的な勉強法は?
独学の厳しさとは
通学のたいへんさとは
勉強時間を稼ぐには
私の合格体験記



合格できる通信講座トップ3
No.1【フォーサイト】
コンパクトにまとまった教材に、合格に必要な最小限の情報量が詰まっています。合格ラインを超える実力を育てる、効率・合格率ナンバー1の勉強方法です。
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No.2【TAC】
基礎力の徹底指導に定評ある専門学校です。「通学」で管理業務主任者を目指す方への一押し校です。
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No.3【ユーキャン】
CMでおなじみ。問題集など追加教材が必要となる可能性はありますが、イラストや図表を多用した教材で入門には最適。
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講義DVDで、具体的にイメージする勉強法を心掛けました。

私の合格体験記

僕の場合は、管理業務主任者の資格1本に絞っていたこともあり、受験1回目で管理業務主任者試験に合格することができました。私の勉強方法を参考までにお伝えしたいと思います。

僕はこの試験に合格するために、机に向かった試験対策という意味では6か月、それにプラスして3ヶ月位ほど予備知識の勉強をしています。私には、将来マンション管理士試験の突破、そして独立開業という夢があります。ですから管理業務主任者の試験には1回で合格することと、また単に合格するだけではなく、その後の実務や今後の勉強にもつながるよう、なるべく内容の濃い勉強をすることを、自分に課したのです。

予備知識という意味では、すでに紹介しました『マンション管理の知識』(マンション管理センター)のほかに、管理組合の運営、管理会社の管理委託業務、建物設備関係の全体を把握するために5~6冊程度のマンション関連の書物を読破しています。どれも試験対策用の本でありませんが、マンション管理についてなるべく多くの場面を知っていることが、「事象をイメージする」ことにつながると思ったからです。

座学の試験勉強では、僕は通信講座(フォーサイト)を利用しています。その狙いも「イメージの湧きやすい学習をする」ためです。この分野に詳しい講師に、具体的なエピソードなどを交えながら教わることができれば、理解がより鮮明なものになると思ったからです。フォーサイトを選んだ理由は、難関の国家資格講座でも非常に合格実績が高かったこと、それから教材はすごく充実しているのに比べ、受講費用がとても安かったことが挙げられます。

フォーサイトの講座を5月に申し込み6月より受講開始。僕は、先のページで紹介した勉強方法とは少し異なった勉強法を組み立てました。それは「過去問中心、そして講義DVDへ戻る学習法」です。
勉強開始の時点では、まずフォーサイトの講義DVDを見ながら基本テキストを通読します。「講義DVDを使うと、単にテキストを読むだけの学習より理解がずっと早く進む」、その予想は的中しました。講師の山田先生の解説を聞いて勉強すると、建物や機械も、法律の事例も直接イメージしやすくなると感じました。
過去問←→基本テキストの往復学習についてはすでに述べた通りです。僕は過去問を5回転させています。僕の独自の学習法は、過去問1回転が終わる度に、また講義DVDを見ることでした。その時にはテキストは使いません。何をやったかというと、講義DVDを見ながら、可能なかぎり過去問の内容を思い出すようにしたのです。それをやると最初はおぼろげだったイメージが、だんだん具象化されていきます。僕自身が管理業務主任者として管理組合の方と話し合ったり、またトラブルなどの仲裁者、修繕者として現場に立っているといいますか、そのような体感的な知識形成ができます。

管理業務主任者の試験対策では、設問の内容を自分の言葉で説明できるようになることが一番大事です。そのために、講師に教わったりメディア教材を繰り返す学習効果は非常に高いです。みなさんもぜひ試してみてください。

お薦めの管理業務主任者講座

第1位 フォーサイト
フォーサイトは、基本テキストの情報量もコンパクトにまとまっています。合格に必要な最小限の情報量を繰り返し勉強して覚えることで、ムリなく合格ラインをギリギリ超える実力を育てることが、フォーサイトの教育方針です。
フォーサイトの詳しい情報はこちら→ http://mankan-tsusin.com/

第2位 ユーキャン
CMでもでもおなじみの生涯学習の通信講座です。イラストや図表を多用した教材には、わかりやすく学べる工夫が満載されています。
ユーキャンの詳しい情報はこちら→ http://www.u-can.co.jp/

第3位 TAC
基礎力の徹底指導に定評ある専門学校です。「通学」で管理業務主任者を目指す方への一押し校です。
TACの詳しい情報はこちら→ http://www.tac-school.co.jp/

管理業務主任者の勉強時間は、総合量が大事です

勉強時間を稼ぐには

管理業務主任者の勉強時間は、総合量が大事です

管理業務主任者の受験をするなら、毎日勉強しないといけないですね。勉強時間の積み重ねは本当に大事。ちりも積もれば~なんて古いことわざがありますが、受験勉強だったらそれはいまだに有意義な言葉だと思います。

管理業務主任者受験の勉強時間は、毎日2時間くらいはあったほうがいいと思いますね。いろいろなことをやっていると、あっという間に2時間なんて経ってしまいます。時間や体力が余っている日なら、追加で1~2時間増やしたほうがいいと思います。

白状すると、受験勉強中に何回か、ブランクができたことがあります。いったん勉強から離れると、元に戻るのはべらぼうにしんどいものでしたね。そういう矛盾を抱え込まないためにも、管理業務主任者の勉強時間は、毎日中断しないようにするほうが安全だと思います。

トータルでどれくらい勉強したのかといわれると答えに詰まってしまいます。
僕も毎日の勉強時間にけっこうむらができていたので。でも、毎月50~70時間くらいはあったと思います。それと試験本番が迫ってくると、やっぱり勉強時間は増えましたね。1日6時間以上やっていた日が、最後のひと月はけっこうありましたから。

まあトータルで何時間ということはいいにくいですが、忙しくても毎日1時間はやるようにしたほうが安全だと思います。そのほうが頭も忘れないですし、体も忘れないです(体が、管理業務主任者を勉強する習慣やリズムを忘れない、という意味ですよ)。

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管理業務主任者受験で、通学は時間や体力との戦いに

通学のたいへんさとは

管理業務主任者受験で、通学は時間や体力との戦いに

管理業務主任者の学校に入って、試験突破を目標にがんばろうという方もいらっしゃるでしょうね。

それはそれでいいと思います。僕の考え方では、通学はあまりおすすめできないのですが、人には人の考え方がありますから押し付けるわけにはいきませんので。

もちろん僕には僕なりに、通学が管理業務主任者合格に有効ではないというヴィジョンのようなものがあります。それは、僕にも受験中はわからなかったのですが(合格して管理業務主任者のことにだいぶ詳しくなったからこそわかることなのですが)。

まず通学では、ロケーション上の有利・不利があります。毎日通学しても全然重荷にならない場所に学校があるのだったらいいと思います。でもそれは一種の偶然ですよね? そんなラッキーな方は少ないでしょう。通学するのがしんどいようだったら、勉強に打ち込めないと思います。

それに、通学から帰ってからも勉強しないといけないと思います。学校の授業だけで勉強が完結するわけがないですよね。それのしんどさは、ちょっとどころでは済まないでしょう。
学校には自習室のような設備があるようですから、それをちょくちょく使える立場の方だったらだいぶ救われそうですがね。

最後に、最近の資格の学校は経営状況がかんばしくないところが多いと聞いています。管理業務主任者の講座を持っている学校も減っているような噂があると思います。
つまり、学校の講座の質が年々低下している恐れがあるということですね。このようなことを書くのは気が進まないですし、そのような学校はごく一部だろうと思いたいのですがね。
それでも、学校に入るのだったら、貴重な大金を払う以上は、講義や講師の質がどうなのかよく物色するべきではないでしょうか。

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管理業務主任者の受験では、独学はやたらに厳しいです

独学の厳しさとは

管理業務主任者の受験では、独学はやたらに厳しいです

管理業務主任者の勉強法を知りたがっている方は本当に今、たくさんいるだろうと思います。
それで、勉強法っていうと、「テキストをどんなふうに読んで、問題集をどんなふうに解いて」……なんてことをイメージする人もたくさんいますね。ところでもうひとつの切り口もあります。
それは、「誰に教えてもらうか」それか「誰かに教えてもらうか、それともいっさい教えてもらわないか」という切り口です。

資格の勉強だと、よく「独学」という言葉を見かけます。管理業務主任者でも、独学の話題はよく出ていると思います。

僕自身は、独学は結局選びませんでした。予備知識がゼロだったわけではないですが、具体的な知識や経験はありませんでしたから。独学で合格できるとはどうしても想像できませんでしたね。

といっても、全然独学に心惹かれなかったわけではないですよ。最初は、どこかの学校に通うのがおっくうでした。通学すると、独学と違って高い授業料を払わないといけませんし、毎日のように学校と家を往復するのもしんどそうで、思い浮かべるとやっぱり鬱な気分になりました。

そこで運よく通信講座とめぐり会えたのはラッキーでしたね。通信講座の中身をのぞいたら、独学に近い時間の使い方ができるとすぐにわかったので、「これだ!」と思いました。
DVDで教えてもらえるのもよかったですね。テキストだけだと「管理業務主任者の受験勉強を、教えてもらっている」という気分にさっぱりなりませんし、第一ひとりで管理業務主任者のテキストをえんえんと読んでいても頭に入りませんから。

僕の体験を押し付けるわけではないですが、独学で管理業務主任者を勉強するのは無茶な気がします。ひとりで自主的に勉強するのはしんどいですし、失敗したときの喪失感は巨大だと思います。独学は、やっぱり避けてほしいとしか思えないですね。

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効率的な勉強法

効率的な勉強法は?

法令系や、民法→区分所有法→管理規約を中心に学習

管理業務主任者の試験は、出題の約7割が法律系の問題占められています。法律科目の克服なしに合格はあり得ません。
とくに重要になる法律は、区分所有法と管理規約、そして民法です。管理業務主任者試験の法律問題には、民法で足りない部分を区分所有法で補い、区分所有法でも欠けてしまうところをマンション標準規約で補うことで、実務対応し得る知識があるかどうかを問う。大体そのような傾向にあります。
法律の勉強をするのが初めてという方は、最初にすべての法律に関連してくる民法から始めます。そしてもっともウエイトをしめる区分所有法を勉強します。この2つの法律の相互関連的を押さえ、それに枝葉として管理規約の知識を加えていくのが良いでしょう。

法律対策のもう一つのアドバイスとして、日常生活の中での事例に当てはめ、自分の問題として意識して学習することをお勧めします。どういうことかというと、設問の中で起きているトラブルについて、自分がその当時者に立たされたつもりになって、過去問を解いたり、法令の確認をしたりするのです。単に知識を詰め込むのではなく、問われている事象について具体的なイメージが湧いてくる勉強を心がけるようにしましょう

教材は過去問を中心で進めます

管理業務主任者の試験は、過去問中心で行いましょう。その理由は、国家試験というのはどれも、出題の6~7割が過去の問題をベースに、出題の文言や出題意図を変えてつくられているからです。過去問にくらいついていけば合格できます!
それでもやはり試験勉強の初めの段階は、基本テキストから入ります。ざっと1回全体に目を通し、それから何度か通読します。そこで問われている知識が、当該法律の中でどのような位置付けをされているのか、頭の中におおよそのマップを作る感覚で読み進めるのが効果的です。
過去問も1回目は、「解く」のではなく「読む」つもりで取り組んでいきます。理解を記憶にまで進めるのはいよいよここからです。過去問にでてくる用語でわからないことは、その都度テキストに戻り確認します。そしてここで問われていることを具体的に思い浮かべるようにして、実際はどういうところで使われているのかなどテキストで補足するようにするのです。
ですから過去問中心で勉強するといっても、実際には毎回過去問←→テキストの往復学習をすることになります。その繰り返しが、早く合格ラインの実力に到達するための王道です。

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あなたはマン管の試験も受けますか?

教材など試験の準備

僕は先送りにしましたが、管理業務主任者の受験者の方には、年の瀬の同じ時期にマンション管理士試験をW受験する人も多いようです。すでにお話しした通り、この2つの試験は試験で問われる出題内容が殆ど重複しているからです。

僕がこのページでお話ししたいのはこうです。当然ですが「マンション管理士もW受験するつもりでいる方はマン管用の試験対策をする」ということ。管理業務主任者の試験で問われる内容は、その100まで%がマン管の試験勉強に含まれています。そのため市販の基本テキストや問題集には、2つの資格をW受験できるように編集されている教材もたくさんあります。

しかし“問題”なのは、管理業務主任者とマンション管理士の試験では、試験のレベルが非常にちがうということです。このことは一度両者の過去問を開いて読み比べてみればすぐに実感できると思います。マンション管理士の試験ではいろんな法律の複合問題が多く出題されます。細々とした法律知識をそれこそたくさん頭の中に整理をした上で、なおかつ各々の法律の関連性などについても理解を深めなければいけません。難問が非常に多いのです!

マンション管理士に合格できる水準の力がある方なら、たしかに、管理業務主任者にはかなりラクラク合格できるのだと思います。しかし失礼かもしれませんが、いまのところ管理業務主任者の知識さえまるでないみなさんが、一気にマンション管理士レベルの知識を求めるのは、危険な行為だと思うのです。管理業務主任者一本にしぼっておけば合格できたものを、2兎を追ったために両方とも逃がしてしまう…。そのような失敗が容易に起こり得るのです。

前置きが長くなりましたが、そのことはくれぐれも慎重にご判断ください。
その上で、目標を管理業務主任者にしぼられた方への、受験準備のアドバイスはこうです。

<用意するもの>

  • 参考書
  • 基本テキスト
  • 過去問題集
  • ミニ六法

みなさんが独学するか、それとも専門学校や通信講座を利用するかにかかわらず、用意することをお薦めしたい参考書が一冊あります。
それは『マンション管理の知識』(マンション管理センター)です。この書籍は、試験対策用として作られている書籍ではありませんが、マンション管理士の仕事が(つまり管理業務主任者の仕事も)詳しく網羅されています。内容は非常に濃い一冊ですが、試験対策用でないため非常に読みやすいです。この本なら、管理業務主任者の勉強を初めてされる方も、難解なマンション管理士試験の迷路に迷ってしまうことはありません。副教材として使うととても知識をつけやすいです。

基本テキストと問題集のお薦めは、あくまで私見になりますが
『マンション管理士・管理業務主任者超速要点整理』(住宅新報社)
『管理業務主任者基本予想問題集』(住宅新報社)

です。「初学者の方は管理業務主任者一本にしぼりましょう」と言っておきながら、基本テキスのタイトルについて矛盾をお感じになるかもしれません。しかし宅建や行政書士、そのほか不動産関係の国家試験の教材で定評のある住宅新報社の本は優れています。管理業務主任者のみを解説した他社のテキストと比べてみると、どうしても住宅新報社の本に手が出てしまいます。問題集については、異論なく、同社の管理業務主任者向けの一冊です!

準備ができたところで、勉強法へと話を進めましょう!

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試験の合格率・難易度

試験の合格率・難易度

これから管理業務主任者の試験を目指すみなさんにとって、この試験の合格率や難易度は最も気になるところでしょう。平成13年度から始まったこの試験もすでに9回を重ね、近年は、試験の結果に安定感も見えはじめています。この試験の難易度を推し量る前に、まずは過去の試験データをご覧になってみてください。

<管理業務主任者の試験データ>

年  度

受験者数

合格者数

合格率

平成13年度

57,719

33,742

58.5%

平成14年度

35,287

10,390

29.4%

平成15年度

27,017

5,651

20.9%

平成16年度

24,104

4,617

19.2%

平成17年度

22,576

5,019

22.2%

平成18年度

20,830

4,209

20.2%

平成19年度

20,194

4,497

22.3%

平成20年度

20,215

4,113

20.3%

平成21年度

21,113

4,329

20.5%

平成22年度

20,620

4,135

20.1%

平成23年度

20,625

4,278

20.7%

平成24年度

19,460

4,254

21.9%

平成25年度

18,852

4,241

22.5%

合格率は安定して20%台

試験初年度の平成13年度は、なんと6万人近い受験者と60%近い合格者が!合格しやすい初回試験に多くの人が飛びついたのでしょう。混沌として様子がうかがえます。しかし試験開始より3年目の平成15年度以降は、すでに試験動向の様子にも落ち着きが見えはじめています。特に平成17年度以降は、非常に安定した試験になっています。受験者が2万人強、それに対して合格率も毎回20%強で推移しており、年度によるばらつきの少ない試験です。

国家試験で20%強の合格率というのは、難易度も比較的易しい試験であると受け取られるかもしれません。ちなみに管理業務主任者の試験と類似するところの多い、マンション管理士の合格率は平均7~8%。また、建築・不動産系の資格では最も受験者の多い宅地建物取引主任者の合格率は平均15%前後です。

合格率が安定している2つの理由

なぜ管理業務主任者試験の合格率が比較的高く、安定しているかというと、その理由は2つ考えられます。
ひとつは、管理業務主任試験は、民法・借地借家法・宅建業法・区分所有法などの試験範囲が、宅建主任者の試験と重複していることです。つまり管理業務主任試験は、すでに宅建に合格している受験者が、宅建の知識にプラスαの試験準備で試験を受け大勢合格していることですね。
ですから宅建主任資格をお持ちでない方、この分野について一から勉強を始める方は、20%の合格率も、もっと辛目に見ておく必要がありそうですね。

2つ目の理由は、試験の主催団体である高層住宅管理業協会が、現時点ではまだ合格者数の調整をしていないということだと管理人は推測しています。つまり日本のマンション事情のことを考えると、当面は毎年、4,000人~5,000人の合格者を輩出する必要があると、主催者側も考えているのだということです。そしておそらく数年後には、いまより難易度は高くなるでしょう。
管理業務主任試験は、宅建資格の既得者だけではなく、マンション管理士を目指す人も大勢受けています。受験者層のレベルは高いです。その前提のもとで、実力の伴った合格者が毎年4,000人以上誕生しているということです。

7割以上の正解で合格できます!

ちなみにこの試験の合格基準点は、大体33~35点の間で動いています。合格には35点以上を目安に全体の7割以上の得点が要求されると考えてよいでしょう。

管理業務主任者試験の難易度については、そのような事情をトータルに踏まえた上で考えるようにしてください。初学者の方であっても、試験の7割以上に正解すれば合格できる試験です。適切な試験対策をしてがんばりましょう!

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管理業務主任者の試験の概要

試験の概要

  • 受験資格
    一切ありません。年齢・性別・学歴等に関係なく誰でも受験できます。
  • 試験スケジュール
    年1回。通常12月の第1日曜日に行われます。
  • 試験会場
    北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、広島県、福岡県、沖縄県、計8地域
    ※受験申込者は、上記8地域より選択することができます(会場指定不可)。
  • 試験科目(試験が実施される項目/出題範囲)
    • 管理事務の委託契約に関すること。
      (民法(「契約」及び契約の特別な類型としての「委託契約」を締結する観点から必要なもの)、マンション標準管理委託契約書などです)
    • 管理組合の会計の収入及び支出の調定並びに出納に関すること。
      (簿記、財務諸表論などです)
    • 建物及び附属設備の維持又は修繕に関する企画又は実施の調整に関すること。
      (建築物の構造と概要、建築物に使用されている主な材料の概要、建築物の部位の名称等、建築設備の概要、建築物の維持保全に関する知識及びその関係法令(建築基準法、水道法等)、建築物の劣化、修繕工事の内容及びその実施の手続に関する事項などです)
    • マンションの管理の適正化の推進に関する法律に関すること。
      (マンションの管理の適正化の推進に関する法律、マンション管理適正化指針 等)
    • 前各号に掲げるもののほか、管理事務の実施に関すること。
      (建物の区分所有等に関する法律(管理規約、集会に関すること等管理事務の実施を行うにつき必要なものなどです)
  • 試験方式
    マークシート方式の筆記試験 四肢択一式(出題数50問・試験時間2時間)
  • 合格発表
    例年翌年1月の下旬に行われます。
    (社団法人高層住宅管理業協会から、試験の全受験者に合否通知が送付され、合格者については合格証書が併せて送付されます。また合格者の発表は官報で公告されます。)
  • 受験手数料 8,900円
  • 詳細問い合わせ先
    社団法人 高層住宅管理業協会
    〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-13-3 虎ノ門東洋共同ビル2F TEL 03-3500-2721
    http://www.kanrikyo.or.jp/index.html

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管理業務主任者→マンション管理士へとステップアップを計画する人は多い!

その先のキャリアパス!

さて僕は、管理業務主任者の資格を取得して(その後すぐに管理会社に転職して)から3年目、今年32歳になります。気が早いと思われるかもしれませんが、将来の働き方として、僕はすでに次のキャリア形成を考えています。それは管理業務主任者→マンション管理士へとステップアップして、独立開業することです。そのことは、管理業務主任者の試験を受けようと思った時から考えていました。遅くても40歳までにはそうなりたいです。それが達成できたら、「建物の仕事でスペシャリストになる」、その思いが本当に叶うと思えるからです。

僕は決して、みなさんに僕の考えをムリ強いするつもりはありません。でも、管理業務主任者の資格や仕事のどこかしらに興味を持たれたみなさんであれば、マンション管理士のことも頭の隅に置いておいて損はないと思うのです。将来の現実的な選択肢は、なるべく多い方がいいですから。

管理業務主任者とマンション管理士の間には、仕事内容にも試験内容にもたくさん共通点があります。
管理業務主任者と同様に「マンション管理適正化法」によってつくられた資格「マンション管理士」は、マンション管理組合の顧問コンサルタントとして、管理組合からの相談に応じて、具体的なアドバイスを行います。扱う業務の対象はすでに述べた、マンションの資産価値の維持やトラブル対応など、われわれ管理会社の仕事とほぼ同じです。

では一体何がちがうかといえば、それは立場です。マンション管理士はいうなれば管理組合の意見の代弁者・代表者です。そしてわれわれ管理業務主任者(管理会社)は、管理組合の要請に従ってさまざまな動きをします。
マンション管理士は、コンサルタントとして管理組合と顧問契約を結び、開業者としてフリーの立場で活動できます。それがいまの僕には魅力的なのです。

管理業務主任者とマンション管理士の試験では、「区分所有法」「マンション標準管理規約」「民法」「宅建業法」「会計・税務・簿記」「建築・設備」ほか、出題範囲がほとんどと言っていいほど重複しています。ただ悲しいかな、管理業務主任者よりマンション管理士の試験の方がずっと難易度が高いのです。
「マンション管理士の試験は何年も掛けじっくり攻略する必要がある」と僕は思って、それでまず管理業務主任者から攻めそれを仕事にしているのです。
管理会社の社員として、いまは設備技術のことにも詳しくなる努力をしています。建物(マンション)についての多様な知識が、コンサルタントになったら今以上に求められるでしょうから。
ちなみに管理業務主任者の合格者は、マンション管理士試験の一部が免除される制度もあります。将来のひとつの選択肢として、ご参考までに解説してみました。

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有資格者だけの権利を活かし、仕事のプロを目指せます

この仕事の魅力は?

管理業務主任者には「独占業務」があります

多くの国家資格には、その資格の取得者のみに行うことが許される「独占業務」というものがあります。管理業務主任者の資格にも、この独占業務が3つあります。

【独占業務1】
委託契約に関する重要事項の説明および重要事項説明書(72条書面)への記名押印
【独占業務 2】
管理委託契約書(73条書面)への記名押印
【独占業務 3】
管理事務の報告

かたい文言ですので、平たく解説してみましょう。
すでに少し触れたことですが、独占業務の1と2は、マンションの管理組合様との契約に関することです。このことは賃貸住宅などの契約で、宅建主任者と書類を交わした経験のある方には比較的イメージしやすいかもしれません。部屋の借主へ向け、宅建主任者も「重要事項の説明」を行います。
管理業務主任者はそれと同じニュアンスの契約書類を作り、もっと多様な契約条件・制約のもとで、管理組合へ向け説明するわけです。そして管理組合と管理会社の両方の合意をとって、その証拠の判子を書類に押します。押印する権利は、管理会社の社員のなかでも管理業務主任者しか持っていません。
独占業務3の「管理事務の報告」とは、上の契約に基づいて管理会社が行ったさまざまな業務について、その報告を管理組合へ向け行う権利も管理業務主任者しか持っていないという意味です。

管理会社のなかで、管理業務主任者がいかに重要な人物であるか、おわかりいただけるでしょう。そうはいっても管理業務主任者もやはり社員の一人です。社内では年齢や入社年数などで、それぞれの方の立ち位置は変わってきます。組織とはそういうものですよね。それでもやはり、社内で大きな権利を持つ人であることに変わりはありません。

プロのマネジメント能力が身につきます

独占業務3の管理事務の報告がありますので、管理業務主任者は必然的に、管理業務の全体をマネジメントする立場に立たされることも魅力のひとつです。何が魅力かというと、責任ある立場で働くことで、より多くのことを勉強できる点です。このことについては年齢の上下など関係ありません。
管理業務主任者は、マンションの修繕などさまざま計画が適切に策定されているか、そして遂行されて、またそれに費やした費用は適切であるか…。そのほか多くの管理要件を、監督者として客観的な目でチェックし、管理組合に報告します。その経験を重ねることで、マンション管理のプロとしてのスキルを確実に磨くことができます。国家資格のフォルダーとして独占業務を持っているのは、本当につよいことなのです。

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